STEAM教育の導入がスムーズにいく園ってどういう園?
「STEAM教育に興味はあるけれど、うちの園で導入できるのだろうか?」
園長先生や保育士の方々から、そんな声を聞くことがあります。実際、STEAM教育は全ての園で同じように進められるわけではなく、いくつかの条件が整っているとスムーズな導入が可能です。
この記事では、STEAM教育の導入に適した園の特徴や、反対に課題となるケースについて詳しく解説します。
1. 教育への関心が高い園
・子どもたちの「なんで?」を大切にし、自ら考える時間を設けている園は相性が良いです。
園全体で教育への関心が高く、日々の活動に工夫を凝らしている場合、STEAMもスムーズに取り組めます。
2. 保護者が教育に積極的である
・保護者が教育に対して積極的で、説明会や見学会に興味を示す場合、
導入への理解も得られやすいです。
特に、保護者会での意見が活発な園は、STEAM教育の価値を伝えるチャンスが多くなります。
3. 先生同士の連携が強い
・授業計画や教材の共有がスムーズに行われている園は、STEAMの導入も円滑に進みます。
・チームとして協力し合い、意見交換が活発な環境では、新しい教育手法も受け入れられやすいです。
1. 保護者の関心が薄い場合
保護者への理解が少ないと、教育の効果が伝わりにくくなります。
対策:説明会や体験イベントを通じて、具体的な学びの成果を見せる。
2. 先生の理解が進んでいない場合
新しい教育手法に対して抵抗感がある場合、実践が難しくなります。
対策:研修や外部講師を活用し、まずは先生方の不安を取り除く。
3. 園全体の協力体制が整っていない場合
先生間の情報共有が不足していると、実施が難しくなることがあります。
対策:週次のミーティングや共有ノートを活用し、進捗や課題をオープンにする。
自園でSTEAM教育を始めるための5つのポイントをまとめました。
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導入のハードルが高いと感じている園でも、少しの工夫でSTEAM教育に近づくことができます。
1. 日々の「なんで?」を拾い上げる工夫
・散歩や自然観察の中で、子どもたちが発した「どうして?」を積極的に拾い上げる。
・小さな疑問も大切な学びのきっかけになります。
2. 先生同士の情報共有
・週に一度「探求の時間」を設け、各クラスで出た「なんで?」を共有する。
・他クラスの発見を知ることで、新しい活動のヒントになります。
3. 保護者説明の工夫
保護者会やお便りに「今回のSTEAM学び」をまとめて伝える。
家庭でも再現できる簡単な実験セットの紹介や、おうちでもできる観察のポイントを伝える。
4. 小さな観察を日常に取り入れる
お散歩の途中で拾った葉っぱや小石を使って観察する。
「この葉っぱはどうして緑色なんだろう?」と声掛けを行うことで、探求心を引き出せます。
STEAM教育をスムーズに導入できる園には、いくつかの共通点があります。
・子どもたちの「なんで?」を大切にする取り組み
・保護者との情報共有と協力体制
・先生同士の意見交換とアイデア共有
まずは小さな一歩から始めてみましょう。
日々の「なんで?」を大切にするだけでも、子どもたちの好奇心は大きく育ちます。
STEAM教育は特別なものではなく、日々の保育の中に自然と取り入れられるものです。先生方の小さな工夫が、子どもたちの未来を切り開いていきます。
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