「現場大変だよね・・・?」STEAM導入のリアルと解決策
「STEAM教育を導入したいけれど、現場の負担が大きくなりそう…」
保育士や先生からこの声をよく聞きます。
実際、質の高いSTEAM教育を行うためには、教材の準備やテーマごとの企画、子どもたちへの声掛けなど、いくつものステップが必要です。
現場が手一杯な状況では、「うちには無理かも…」と感じるのも無理はありません。
しかし、すべてを完璧にやる必要はありません。
実は、小さなことから始められる方法もあるのです。
この記事では、STEAM教育を無理なく始める方法、そして質を高めつつ現場の負担を減らす解決策をご紹介します。
STEAM教育は、一度きりの体験では本質的な学びに繋がりません。
学んだことを日々繰り返し、試行錯誤することで本当に身についていきます。
そのためには、継続して取り組める環境作りが欠かせません。
たとえば、毎週の小さな実験や観察をルーティンに組み込み、定期的に「考える時間」を持つことで、子どもたちは『どうしてだろう?』という探究心を深めていきます。
また、保護者の協力も重要です。
家庭での声かけや簡単な実験の再現を行うことで、学びがより深まります。
保護者への説明会も1回で終わりではなく、定期的な情報共有を行うことで、家庭と園が一体となって子どもたちを育てる体制を作りましょう。
1.テーマの選定
・季節に合わせた科学実験(春:植物の成長、夏:水の蒸発、秋:落ち葉の観察、冬:氷の実験)
・地域に根付いた探究活動(地域の川の生態系観察、身近な昆虫の調査)
2.教材の準備
・基本教材:観察キット、拡大鏡、メジャー、計量カップ
・STEAM専用教材:プログラミングツール、タブレット、インターネット環境
・実験道具:スポイト、ペットボトル、風船、ビー玉、各テーマに応じた専用器具など
3.授業計画の作成
1回の授業で何を学ばせるか、どう進行するか
目標設定 → 準備 → 実験 → 振り返りの流れを整理
4.子どもへの声掛けとサポート
・「どう思う?」「何が起こるかな?」など、考える機会を与える
・子どもが自分で答えを探すように誘導する
5.保護者への説明
・何を学ぶのか、どんな力が育つのかを伝える
・プログラム終了後の成果や成長ポイントも報告
自園でSTEAM教育を始めるための5つのポイントをまとめました。
メールアドレスだけでご確認いただけます。
「全部やるのは無理…」と感じたら、まずは小さな一歩から始めてみましょう。
・例1:水の循環を学ぶ観察
・ペットボトルを使った簡単な実験
・水を入れたペットボトルを日光に当て、蒸発して内側に溜まる水滴を観察
・例2:プログラミング体験
・ロボットの知育玩具を使ってプログラミングの初歩を体験する
・「前に3歩進んで」「右に2歩」など、順序立てて「自身の動き」をカードで整理し実施
・例3:色の探究活動
・絵の具を混ぜて色が変わる実験
・3色の絵の具を組み合わせて新しい色を発見
これだけでも、子どもたちは「なんで?」と興味を持ち、学びの第一歩を踏み出せます。
「うちの園でもやれるかも」と思ったら、さらに一歩踏み込んでみましょう。
MIRIDEでは、教材の準備から授業計画、保護者への説明までフルサポートしています。
教材一式の提供:現場で悩む必要なし
指導計画のテンプレート:そのまま使える進行表
保護者説明会の資料提供:自信を持って説明できます
特に、継続性のある取り組みができるよう、毎月のテーマと実施例がセットで届きます。「次は何をするか」を考える時間が削減されるだけでなく、継続的な学びが可能です。
例)春:植物の成長観察 → 種を植えて日々の成長を記録
例)夏:水の循環実験 → 蒸発と雨のサイクルを理解
保護者への報告も不定期ではなく、授業ごとに実施することで、家庭と一緒に学びのサイクルを回せる体制が整います。
「やってみたいけど、現場の手が足りない…」そんな悩みも、安心してスタートできます。
「うちの園でもやれるかも」と思ったら、さらに一歩踏み込んでみましょう。
STEAM教育は、準備が多くて難しいイメージがあるかもしれません。
でも、小さなことから始めてみると、「あ、できるかも!」と感じる瞬間がきっとあります。
最も重要なのは、続けることです。
子どもたちが少しずつ成長していくためには、繰り返し考える機会を与え、日常の中で気づきを得られる環境を作ることが欠かせません。
保護者とも連携し、家庭でも学びを繋げていくことで、本質的な成長に繋がります。
初期費用も抑え、教材の準備もMIRIDEがサポートしますので、
導入の負担を最小限に抑えることができます。
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