幼稚園でSTEAM教育を導入する意味とは?
「非認知能力」という言葉を耳にしたことはありますか?
これは、テストで測れる学力や知識とは異なり、社会の中で生きていくために必要な「好奇心」「粘り強さ」「協調性」などの力を指します。
近年、この非認知能力が子どもの将来を大きく左右するものとして注目されています。
その中で、STEAM教育はこの非認知能力を自然に育てる教育手法として評価されています。
なぜ、STEAM教育が非認知能力の向上に役立つのか、具体的な活動例を交えてご紹介します。
STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字をとった言葉です。
知識の詰め込みではなく、子どもたちが「なんで?」「どうして?」と疑問を持ち、探究していく過程を重視します。
たとえば、実際の活動として「水ってどこに行くの?」という疑問を、蒸発や水循環の実験を通じて学ぶなど、具体的な体験を通じて理解を深めていきます。
STEAM教育の最大の特徴は、**「正解が一つではない活動」**が多いことです。
例えば、プログラミングする際、思った通りに動かないことがあります。
何度も試行錯誤する中で、問題解決力と粘り強さが育まれます。
また、アート制作では自分のアイデアを形にし、表現する力が鍛えられます。
測定機器(サーモグラフィーなど)を用いることにより、見えないものを可視化する装置の存在を知り、知的好奇心がぐっと育まれます。
一つのテーマに様々な角度からアプローチすることで、広範囲の非認知能力が育まれるのです。
自園でSTEAM教育を始めるための5つのポイントをまとめました。
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・熱の秘密
→ 手をこするとどうして暖かくなるの?実体験とともにサーモグラフィーで温度の可視化をする
・水が蒸発する仕組みを実験する
→ どうやって水がなくなるの?観察しながら予測を立てる
・水と油のふしぎ
→ 「水と油は混ざる?」「どうして?」実験とともに 自分の考えを形にするプロセスで創造力が育つ
実際に導入した園では、こんな変化が見られています:
「家でも“なんで?”と言うようになった」
「保育士も自然と、どうしてだと思う?という問いが増えた」
「失敗を恐れずに挑戦する姿勢が見える」
非認知能力は、日々の体験の中で少しずつ蓄積されます。STEAM教育の繰り返しがその成長を支えているのです。
テストでは測れない力、それが非認知能力です。
STEAM教育を通じて子どもたちが探求し、試行錯誤し、仲間と協力する経験を積むことで、自然とこの力が育まれます。
「自ら考える力を、遊びの中で育てる」——その一歩を踏み出してみませんか?
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