保護者って本当にSTEAM求めてるの?
「STEAM教育って、実際に保護者の方は求めているの?」
園長先生や先生方からよくいただく質問です。
実際のところ、保護者がSTEAM教育に何を期待し、どう感じているのかを理解することは、導入の成功に欠かせません。
この記事では、保護者がSTEAM教育に対して求めることや不安に感じること、そしてそれにどう応えるべきかを具体的にご紹介します。
STEAM教育に対する保護者の期待は年々高まっています。
実際、保護者の約9割がSTEAM教育は子どもの将来に役立つと考えており、特に「課題解決力」や「自分で考える力」の育成を強く求めています。
また、厚生労働省の調査では、園選びのポイントとして「教育理念への共感」や「教育に力を入れているか」が合計で3位にランクインしています。
これは、単に預ける場所ではなく、子どもが成長できる学びの場を保護者が強く求めていることを示しています。
「ただ覚えるだけの学びではなく、子どもたちが日々の生活の中で『なんでだろう?』と考える力をつけてほしい」
そんな声が多く寄せられています。
特に、実験や観察を通じて日々の生活で気づきを得ることで、問題解決力や論理的な思考が自然に育まれるのです。
1. 論理的な思考力の育成
・単なる暗記ではなく、なぜそうなるのかを考える力をつけてほしいという声が多いです。
・「自分で考える力」がこれからの社会で求められるという認識が広がっています。
2. 非認知能力の成長
・粘り強く問題に取り組む力や、失敗しても試行錯誤する力など、テストでは測れない力への期待が高まっています。
・特に幼少期の体験がその後の成長に大きく影響するという理解が進んでいます。
3. プログラミング的思考の育成
・全ての子どもがエンジニアになるわけではありませんが、「順序立てて考える力」は社会で必要とされています。
・物事を分解し、整理し、組み立てる力が身につくことに関心があります。
STEAM教育への期待が高まる一方で、保護者からは次のような不安の声も聞かれます。
私たちはこれらの不安を解決する仕組みを整えています。
1. 難しすぎないか?
プログラミングや理科的な実験は難しいというイメージがあります。
特に、年少や年中の子どもたちにとっては抽象的な概念が多く、理解が難しいという声も。
自園でできる工夫
・年齢に合った教材やテーマを選び、身近なものを観察・実験することで理解が深まります。
・例えば、年少クラスでは「水が蒸発する様子」や「花のつぼみが開く様子」を観察するなど、目に見える変化をテーマにすることで子どもたちも理解しやすくなります。
解決策:年齢ごとのカリキュラム設計
・年少・年中・年長ごとに難易度を調整し、無理なく学べるプログラムを提供しています。
2. 現場の負担は増えないか?
先生の準備が大変ではないか、特に、日常の保育に支障が出ないかという懸念も少なくありません。
自園でできる工夫
・活動の準備は前日までに整え、当日はスムーズに進行できるように計画する。
・シンプルな実験キットや日常的に手に入る素材を使うことで、特別な準備を減らす。
実施後は、子どもたち自身に片付けを促すことで、次の活動への切り替えも円滑に行えます。
3. 本当に効果があるのか?
学びが可視化されないと効果が分かりづらいという声もあります。
自園でできる工夫
・週ごとに観察記録や実験結果をノートにまとめ、保護者と共有することで成果が見える化されます。
・子どもたち自身が実験結果を発表する時間を設けることで、自分で学んだことを言葉にする機会を作り、理解が深まります。
・保護者への定期的な写真共有や「こんなことができるようになりました」の掲示を行うことで、学びのプロセスを伝えられます。
・学びが可視化されないと効果が分かりづらいという声もあります。
解決策:成果の「見える化」
・観察記録や実験結果を定期的に保護者へ報告。子どもたちの成長を実感してもらえるようにしています。
実際にSTEAM教育を導入した保護者の方からも、たくさんの声をいただいています。
自園でSTEAM教育を始めるための5つのポイントをまとめました。
メールアドレスだけでご確認いただけます。
「家でも『なんで?』が増えました!」
自然の中で遊んでいると、「これはどうしてこうなるの?」と質問が増えてきました。子ども自身が興味を持って考える姿に成長を感じます。
「失敗してもめげなくなりました」
以前は失敗するとすぐに諦めてしまっていたのですが、実験で試行錯誤するうちに「次はこうしてみよう」と前向きに考えるようになりました。
「家でも一緒にやりたいと言われます」
保育園だけでなく、家でも実験を再現したいと言うので、親子で一緒に学べる時間が増えました。
教材一式の提供:必要な道具はすべて揃っており、追加準備は不要
先生向けの指導案:具体的な進行例があるので、迷わず実施できます
定期的な成果報告:保護者に成長をしっかり伝えることで信頼感もアップ
保護者が求める学びを提供するために
保護者は、子どもたちが自ら考え、探求する力を育てることを求めています。
そして、STEAM教育はそのニーズに応える最適な学びの形です。
もちろん、導入には不安もありますが、しっかりとした準備と工夫を行うことで、子どもたちが『なんで?』と問いかける力を育み、保護者の期待に応えることができます。
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